個人的PC環境の歴史
幼少期から(遡れる範囲で)自分が使ってきたPC環境を振りかえってみようという記事です。
小学校以前
実家でデジカメが導入されて以降の写真は私がまとめて管理しているので、この記事を書くにあたってできるかぎり遡ってみた。
ただ残念ながら小学校以前のPC環境が写ったものは無かった。 私史上最古のコンピュータは、たしか幼少期叔父から譲ってもらった Windows 2000 が入ったノートPC(おそらく IBM 時代の ThinkPad だったような)である。 当時から暇さえあればPCを触っていて、両親に視力が悪くなると心配されていたらしい。
もう少し大きくなってからは、オンライン将棋が好きだった祖父の膝の上で Windows XP を触っていた。 そのころ、日本語入力(かな/直接入力の切替)がテキストフィールドからフォーカスが外れた状態でできないことをずっと不思議に思っていた記憶がある。
中学時代
私がコンピュータとともに写っている最初の写真がこちら。 このノートパソコンは Lenovo G570 で、Windows7 が動いていた。 これより前にも数台家族共用のノートPCを使っていたが、初めて自分用になったのがこのマシンだった。
一般家庭向けのごく平凡なスペックだったが、はやっていた MMO RPG を入れたり、無理やり Minecraft を動かして遊んだりしていた。
当時の私はこのパソコンをなんとかしてマシなスペックにしようと悪戦苦闘していて、メモリの追加など定番のカスタマイズに加えて、無謀にも CPU 交換をしていたらしい。 たしか載っていた CPU が Celeron だったのだが、ヤフオクで同シリーズの Corei5 を落札して付け替えていた。 パソコンの分解自体未経験の中学生がよく無事に換装できたものだなぁと思う。 ちなみにこの CPU は母親に代理決済してもらったのだが、きっと息子は一体何を買っているのだろうと心配したに違いない……。
また2枚目の画像が雑にモザイクされているのは、一連の換装作業を FC2 ブログあたりにアップしていたからである(削除済)。 インターネットになにか発信することを始めたのはこのブログが最初だったと思う。
高校時代
高校に入り、ますますパソカタカタオタクみが増した私は、自作PCに手を出した。 中学卒業直前くらいに自作PCの存在を知り、高校に入ったら作ってみたいと考え、受験勉強の息抜きによく月刊誌の DoS/V PowerReport を読んでいた。
そして高校入学と同時に最初の自作PCを組んだ。 貯めたお年玉をはたいて買ったので、当然予算はない。 秋葉原のツクモで今ならまず買わないようなグレードのパーツも入れつつなんとか組み上げた。
当時は Windows 10 が発売されて1年くらいしたところだったように思う。 ちなみに、このとき組んだデスクトップは、さすがに電源は故障して交換したものの、他のパーツは家のあちこちのマシンでいまだ現役である。。 とくにこのケースの 3.5 インチベイの多さは自宅の NAS に流用するのにぴったりで、今も元気に稼働している。
デスク周りはこのような感じに。 父親の方針が「高校卒業まではパソコンは目の届くところで使いなさい」だったので、仕方なくリビングのショボいPCデスクに置いていた。 当時は不満だったが、今考えると誠に賢明な判断だと思う。
壁紙は当時流行っていたアイドルマスターシンデレラガールズの多田李衣菜ちゃん。 周りのオタクはみんなデレステをやっていて、登下校中歩きながらもプレイしていたくらいハマっていた記憶がある。
高校卒業間際、大学受験を終えてようやく自室にPC設置の許可が出たので、さっそく学習机に置いた様子。 この頃からモニタの数を増やし始める。
大学時代
大学に入り、つくばに引っ越してひとり暮らしをはじめ、PC環境も好き勝手に拡張できるようになった。 この写真は引っ越し直後でまだおとなしいが……。
筑波大学には情報系の研究室が中心になり、年に1回、廃棄対象となるモニタを無料配布するという楽しいイベントがあった。 これに欠かさず参加した結果、画面の数がインフレし続け、一時期は4枚になっていた。
2年生になり、低解像度のモニタを増やすことに限界を感じ、思い切って 32型・WQHD のモニタを購入した。 ちょうどコロナ禍に突入した頃で、オンライン授業などが増えたこともあって同時にコンデンサマイクを導入した。
ただ2020年後半、コロナ禍でほとんどオンライン授業になってしまい、大学近くにいてもしょうがないと思ったので半年ほど実家に住んでいた時期がある。 その頃の環境は親から借りたノートPC と当時メインのノートPCだった ThinkPad で頑張っていた。
学部3年生になり、コロナ禍も落ち着いたのでふたたびつくばに戻った。
32型のモニタは WQHD としてはやや大きすぎて辛くなり、友達に譲った。 その代わりに27型の湾曲モニタを導入し、こちらはまだ現役である。 144Hzまで出るゲーミングモニタなのだが、あまり活用できていない。。
上の写真に写っているが、Filco Majestouch を購入してメカニカルキーボードに入門したのもこの時期だった。
学部4年生の直前にクルマを買ったので家賃の安い地域に引っ越した。 そのとき組んだ環境が上の写真である。ほとんどは記事執筆時点でもまだまだ現役の機材が多い。
就職後
就職のため再び引っ越し、最近組んだ環境はこちら。 最終的にモニタは 27型 WQHD が1枚と、24型 WQHD の縦置き1枚ずつに落ち着いた。 幸い周辺機器の導入に理解がある職場なので、会社デスクにも全く同じ環境をつくることができた。
またリモートワークが日常的になったので、KVM スイッチを導入して周辺機器を切り替えられるようにしている。