『あまねく天使に約束を』をプレイした
去る2025年12月2日、ホロライブ所属のVTuber 天音かなたさんが卒業するという告知があった。
かなたさん推しの「へい民」の私としては正直なところかなり衝撃的なお知らせだった。 発表から2週間が経過した今でも、ふとしたときに「推しの卒業」という事実を受け止められず、ひどくネガティブな気持ちに襲われることもある。
そんな折、心の整理がつかないまま Twitter を眺めていたときにふと見かけたのが、かなたさんの二次創作ゲーム。 ヤブQさま制作『あまねく天使に約束を』である。 https://yabuq.booth.pm/items/7751258
なんでも、企画からプログラミングまで一人でこなされているそう。 実はこちら、体験版は既にプレイしたことがあり、完成版までにはもう少しかかりそうとつぶやかれていた記憶がある。 もし、この卒業告知を受けてなんとしても卒業までには……!と前倒しで完成されたのだとしたらすごい。 というわけで早速、週末にプレイしてみた。
以下、プレイした感想をつらつらと書いてみる。。若干のネタバレが含まれるかもしれない。未プレイの方は注意されたい。 正直に言って私はこういったレビュー?があまり得意でないので、的はずれなことを書いてしまっていたら申し訳ない。
ジャンルはいわゆるアドベンチャーゲームと呼ばれるもので、会話を読みつつ、適宜分岐を選択していくノベルゲームだ。 プレイ時間のボリュームとしては最大でも2-3時間程度のよう。すべての分岐を開放しようとするともう少しかかりそうだ。
舞台は、遠い未来、各国間の戦争によって荒廃した地球。 「かなた」はそんな世界で人助けをしながら生きている少女。ある日、かなたによく似た銀髪の少女が空から落ちてきて……。 これ以上あらすじを書くと、どうあがいてもネタバレになってしまうのでここでやめておく。。
一通りプレイして感じたこのゲームの最大の魅力は、やはりへい民なら分かる「かなたん愛」がさまざまなシーンに散りばめられていることだろう。 私は推し始めて1年弱の新参のへい民だが、それでもニヤッとする小ネタがたくさんあり、作者さんの熱量を感じることができた。
また作者さんがイラストレーターということで、かなたんの魅力的なイラストが豊富に盛り込まれている。 作中、3パターンの衣装が見られる分岐があるのだが、これはついコンプリートしたくなる。 ほのぼのした日常シーンの笑顔から、緊張感あふれるシーンでのクールな姿まで、表情豊かなかなたんが見られるのが素晴らしく、本当で無料でいいの?という気持ちになった。
また、これはあくまで私個人の感覚なのだが、かなたんの魅力の一つとして、元気で明るく、いつもひたむきに頑張るアイドルでありながら、どこかフッと消えてしまいそうな儚さがあると思っていた。 本作品に登場する「かなた」にはこれを強く感じることができた。おそらく、これまでずっとかなたんを追いかけ続けてきた作者さんが、「かなた」にそれを丁寧に投影して描いているからなのだろう。。
その他にもここで語り尽くせないくらい色々な魅力がある作品なので、少しでもかなたんを見たことがある人はぜひプレイしていただきたいと思っている。
さて。
かなたんの卒業に関しては、前述の通り、率直に言って、未だに気持ちの整理ができていない。 この件を受けてかなり動揺したし、正直、VTuber やインターネットの活動者の追っかけをやめようかと思ったこともあった。
本人が悩み抜いてこういう決心に至ったのだとしたら、それを全力で信じ切って最後まで全力で応援してやるのがファンとしての矜持だと思った。。 きっと多くのへい民も同じ気持ちだと思う。奇しくも本作品のラストは、まるでそんなファンの願いを具現化したような終わり方で、思わず胸が一杯になった。。 (もし、情緒不安定すぎる私の相談に乗ってくれた友人や同期のどなたかがこの文書を読んでくれていたら、この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました……。)
卒業まであまり日数がないが、天界へと帰る天使を最後に気持ちよく送り出せるようにと願っている。
なお、思うところがあり、この記事はあえてSNSに出さず、ひっそり、インターネットの片隅に置いておこうと思う。