【旧ブログ記事】Minecraft ホグリン/ピグリンをオーバーワールドで生存させる方法
⚠️この記事は旧ブログからの移行記事です。内容が古い・正確でない可能性があります。
概要
最近身内でMinecraftのマルチサーバーを立ててちょこちょこ遊んでいます。
住民の某Hくんが「怪しい研究所」みたいな施設を建てたので,中にホグリンやピグリンを閉じ込めて「こっそり飼育してる風」にしたら面白いんじゃね?ということで,オーバーワールドで彼らを生存させる方法について調べてみました。
これを実現するだけです。
前提環境
- Minecraft Java Edition 1.16.4
- Minecraft内でコマンドが自由に使用できること
- マルチではOP権限を保持していること
- シングルではワールド生成時に「チートを許可する」がオンになっていること
※今回はMinecraft Forge導入下で検証しましたが,バニラ環境でも問題なく使用できるかと思います。
ホグリンとピグリン
ホグリンは,Minecraft JavaEdition 1.16から追加された敵対的MOBです。ネザーにのみスポーンし,プレイヤーを攻撃します。ダメージはさほどでもないのですが,特に足場の頼りないネザーではノックバック攻撃で溶岩ダイブしがちであり,なかなか手ごわい敵になっています。
なおホグリンは敵対的MOBではありますがピースフルでもスポーンします(攻撃はしない)。
ピグリンもホグリンと同じく1.16から追加されたMOBですが,こちらは一応「友好的」MOBとなっています。ただし,友好的なのはプレイヤーが金関連のアイテムを持っている時のみで,そうでなければ問答無用で攻撃してきます。
ホグリンとピグリンのゾンビ化
ホグリン/ピグリンは,どちらもピースフルで生存可能です。ただし,オーバーワールドに連行してくると,15秒後に「ゾンビ化」(ホグリンはゾグリンに,ピグリンはゾンビピグリンになる)してしまい,いずれも元の姿をとどめません。
この性質はオーバーワールドで彼らを展示(?)する上では厄介です。ですが,コマンドを使用すればこの仕様を回避することができます。
Minecraftではエンティティ(生物)を召喚するための /summon
というコマンドがあります。
また,ゲーム内の様々なメタデータを扱うNBTタグというシステムがあります。
NBTタグはMOBひとつひとつに付与されており,当然ホグリン/ピグリンにも存在します。
ホグリン/ピグリンに付与されているNBTタグで特徴的なものとして,IsImmuneToZombification
というものがあります。直訳すると「ゾンビ化耐性」のような感じでしょうか。 /summon
コマンドの実行時に,召喚するホグリン/ピグリンのIsImmuneToZombification
をTrue(ゲーム内では1)に設定してあげることにより,そのホグリン/ピグリンはオーバーワールドでもゾンビ化しなくなります。
具体的には以下のようなコマンドとなります。
/summon minecraft:hoglin ^ ^ ^ {IsImmuneToZombification:1}
無事に邪悪な研究所の内装を飾ることができました。
参考
コマンド/データタグ - Minecraft Japan Wiki https://minecraftjapan.miraheze.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%BF%E3%82%B0